サーカスの研修
サーカスの研修は「インストラクショナルデザイン」に基づいて開発されております。
インストラクショナルデザインとは、教育心理学、認知科学、コミュニケーション学などの科学的なアプローチを活用し、効果的かつ効率的な研修を設計する方法です。ゲームデザインは、現在大好評をいただいている当社のプロジェクトマネジメント研修用ボードゲーム『プロジェクト・サーガ』のゲームデザイナーである井場雄一が担当。当ゲームをプレイすることで、プレイヤーは環境経営が企業にもたらすメリットを体感することができ、そのために必要なビジネススキルを効率的かつ効果的に学ぶことができます。
研修のプロセス
当社のボードゲームは、ゲームだけでなく研修全体に焦点を当て最適化を行っております。これにより、講義とゲームの間に強固な結びつきを築き、学習者が講義で学んだ知識やスキルをより効果的に習得し定着させるサポートを提供します。
多くの企業が行っている研修に対して、研修効果の評価や研修者の行動変容が難しいという課題を持っています。当社では、このような課題に対応するため1.事前テスト、2.eラーニングによるインプット型の講義、3.ボードゲームによるアウトプット型の研修、4.効果測定、5.フォローアップという流れで研修設計を行うことで、研修効果の向上を図っています。
研修の特徴
当社でおこなう研修の特徴として(1)反転学習、(2)マイクロラーニング、(3)ボードゲーム研修、(4)効果測定とフォローアップがあげられます。
(1)反転学習
反転学習とは、従来型の学習が対面の講義や授業で基本的な知識のインプットを行った後、自宅で宿題や演習でアウトプットを行うのに対し、知識のインプットはeラーニングなどで自宅で行い、対面学習の場ではディスカッションや実践といったアウトプットを重視し、学習者のより深い理解と応用力を養う学習手法です。
当社ではこの反転学習を取り入れることで、対面の研修時に受講者がアウトプットをできる環境を整え、短時間でも高いレベルでのディスカッションや実践の研修を実現しております。
(2)マイクロラーニング
マイクロラーニングとは学習テーマを細分化し、5分~10分ほどの短い動画などのコンテンツを使い学習を行う方法です。当社の研修では、まず対面の研修前に事前テストを受けていただきます。その後、テスト結果に基づき理解ができていないところを重点的に細分化された短い動画を使ったインプット型の講義で学習をしていただきます。これにより、受講者は既に理解している知識の学習に時間割くことなく、効率的わからない箇所を重点的に学習することが可能になります。
(3)ボードゲーム研修
「分かる」と「出来る」が違うように、「出来る」と「行動に移す」の間にも大きな違いがあります。講義だけの研修では理論が「分かった」としても、「出来る」ためのスキルはなかなか身に付きません。また、従来型のロールプレイを取り入れた研修でも「出来る」ためのスキルは習得できても、「行動する」ためのマインドはなかなか身に付きません。そこで当社では「行動変容」につながる研修を提供するため、ボードゲームを取り入れた研修を行っております。
「行動変容」を促すためには自信とマインドの変化が必要となります。そこで重要となるのが「成功体験」です。当社のボードゲーム研修では、受講者が習得した知識を活用することで成功体験を積むことができるよう設計がされております。これにより、受講者に自信とマインドの変化を与え「行動変容」を促すことを可能としております。
当社の研修プログラムは、従業員の能力向上と企業の成長を支援するための有効なツールとして、多くの企業から高い評価を受けています。今後も当社は、研修の効果を最大化するための研究と開発に取り組み、さらなるサービス向上を目指してまいります。