はじめに

従来の内定者研修は、ビジネスマナーや会社説明が中心でした。しかし、より深く企業を理解し、入社前から主体的に活躍できる人材育成のためには、新たな取り組みが必要です。そこで提案するのが、「社史を作ろうプロジェクト」です。

「社史を作ろうプロジェクト」とは?

内定者たちがグループとなり、自社の歴史をボードゲームにまとめ上げるプロジェクトです。単に社史を学ぶだけでなく、プロジェクトマネジメント、ビジネスマナー、デザイン思考など、社会人として必要なスキルを総合的に習得できます。

プロジェクトの流れ

  1. 社史学習: 役員や上司へのヒアリングを通して、会社の設立秘話、過去の成功体験、克服してきた困難などを学びます。
  2. ボードゲーム設計: ヒアリング内容を基に、ボードゲームのテーマ、ルール、デザインを決定します。
  3. ボードゲーム制作: 各グループが分担し、ボードゲームを完成させます。

研修を行う中で、座学だけではなく、実践できるため効果的に学習内容が身につきます。また、成果物としてボードゲームができるため達成感を味わうことができます。

プロジェクトを通して得られるもの

  • プロジェクトマネジメント: スケジュール管理、タスク分担、チームワークの重要性を学びます。
  • ビジネスマナー: 上司へのアポイント取得、ヒアリング時のマナーを習得します。
  • デザイン思考: クリエイティブな発想力、問題解決能力を養います。
  • コミュニケーション能力: グループワークを通して、円滑なコミュニケーションを図る力を養います。
  • 企業への深い理解: 会社の歴史や文化を深く理解し、愛着を深めます。
  • 主体性と責任感: 自ら考え、行動し、成果を出す経験を通して、主体性と責任感が養われます。
  • 副次的な効果

    • 内定者間の結束力強化: 共通の目標に向かって協力することで、内定者同士の絆が深まります。
    • 入社後の活躍への期待感: 早期に仕事内容のイメージを掴み、入社後の活躍への期待感が高まります。
    • 企業へのエンゲージメント向上: 会社の歴史を学ぶことで、企業への愛着が生まれ、エンゲージメントが向上します。

    まとめ

    「社史を作ろうプロジェクト」は、単なる内定者研修にとどまらず、未来の企業を担う人材育成のための革新的な取り組みです。このプロジェクトを通して、内定者たちは企業への理解を深め、社会人としての基礎力を養い、将来の活躍へと繋がる経験を積むことができます。

    少しでもご興味を持っていただいたり、詳細を聞いてみたい、という方は株式会社サーカスにお問合せください。

    https://historygame.sirkus.co.jp